6月に今の家に引っ越してきた時に、「家と一緒についてきた」地下のスイートに住んでいた人達が11月はじめにようやく出て行った。
この家の前のオーナーがこの人達の母親で、買ったときの条件が
「娘達を半年は置いてくれること」と言うものだったので、「賃借人探す必要ないじゃん」と簡単にOKしたんだけど、それが悪夢の始まりだった。
娘は21歳、同居しているボーイフレンドはうるさいバイク所有。できちゃった子供は2歳前で真夜中でも泣いてる。
でも家賃を払ってくれさえすればこちらとしては文句ないのだけど。
私たちが入居したあと、正式な賃貸契約書を作ってサインしてもらい、敷金(家賃の半分)を要求したのだけど、結局、最後まで払ってくれなかった。
おまけに、契約書に、置ける車は1台だけ、納屋の使用は認めないなんて
ちゃんと書いてあるのにサインして数ヶ月してから文句を言うし。
問題あるならサインする前に言ってくれよ。ちゃんと契約書読んでないの?
他にも色々あるんだけど、I won't bore you with details.
なので本当は遅くても12月1日までに出て行く事になっていたので、
11月初めに彼らが荷造りしてるのを見たときはびっくり。嬉しさのあまり
オフィスに居るオットに電話してしまったくらい。
もちろん、「この日に引っ越しますので」なんていう挨拶は全く無し。
本当は引越し日の1ヶ月前にはNoticeをくれないといけないんだけど、
常識の無い人達だとはわかっているのでもうそこまでプッシュする気力も無い。結局、引越しには4日もかかってるし。普通なら4日分の家賃請求するところですよ。
とにかく、出て行ってくれただけでありがたいので文句は言わない。
これからは新しいスタートってことで。
地下のスイートはベッドルームが二つあるんだけど、そのうちのひとつを
私たちがもらって、オフィスとして使うことは前々から決められてた。
仕事したりネットしたりするスペースなので、壁の色は落ち着いた青、とか
考えてたんだけど、ペンキ屋でオットの意外な「深い赤は?」の提案に、
あっさり乗ってしまった。赤い部屋、一度欲しかったんだよね。
大学時代にフランチャイズのペンキ屋をやっていたオットなので、全部
一人でやってくれた。我がオットながら感心。
濃い色なので2日かかったけど出来上がりには満足、満足。
こっちにある大型ホームセンターのチェーンでホームディーポという店が
あるんだけど、そのCMのキャッチフレーズが「You can do it, We can help」というもので、大抵のCMが、DIYプロジェクトを終えた満足げな人達
の様子で終わるんだけど、まさにそんな感じ。用事も無いのに地下の部屋に
行っては、赤い壁を眺めてにやける私達。怖いですね。
もちろんこれは一部屋だけで、賃借人が散々汚していったスイートも片付けないといけない。他の部屋の壁は、無難なベージュにしたけどね。
土曜日にオットの兄夫妻がテキサスからやって来るので、それまでには
片付けたいんだけど。間に合うのか。